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気のはなし①

by ito

目に見えもしないものを平気で語ります、いとうです。

気の話、といいながらまずは体のコリと言われているモノであろうはなしになりますが、

背中を触ると、あーそこに固いのがありますねと、気づく方はチラホラおられます。

背中の、例えば力が集まり過ぎている所には固いスジが縦に伸びていたりするのですが、その中、若しくはその近く、若しくはスジとスジの間の、違和感のある背骨の並びに、硬結(こうけつ)というものがあります。

若しくはの連続ですけれども、本当に、統一されていればこちらも分かりやすくていいのですが、人によって、状況によって、様々なようです。(実際は、ここだなと思ったところが一番の硬結で、そこを自信もってやらないとあとでアチコチ迷うことになります。)

硬結に話を戻しまして、硬結は、触られた側はなんとなくそこに他とは違う感じがあっても、硬結そのもの(触れている側が感じているもの)までは分かりずらいです。というのも、硬結ができているところは調子が良い所ではないので、ある程度感覚が鋭い人でもそこは鈍っているのでしょう。鍛錬している人は別として。

その硬結に親指をあててじっとしていると、指先がピリピリしたりゾワゾワしたりドクドクしたり、つまりその硬結と感応がおこります。その内に接触箇所が熱くなってくるものもあります(が、こちらは熱々なのに相手は何も感じないというのが不思議でした)。

しばらく様子を伺っていると、ふーっと深い呼吸がお腹の底まで入ってそれが触れている箇所にまで伝わってきて、親指に何も感じなくなります。

深い呼吸が入っても感応が続いていることもあるのですけど、だいたいこんな感じになります。

これは愉気(ゆき)といって、②でも出てきます。

この、深い呼吸が入った後の、触れている箇所に伝わってくる感じは、気が通った時と同じです。

つまり、硬結のあるところは気が滞っていて、硬結がとけてしまえば気が通るということでしょうか。

この一連の流れですが、何か心に溜まっている人が誰かに話を聴いてもらって、それで心がふっと軽くなるような感じに近いなぁと思うのです。

胸のつかえがとれたとも言いますが、胸でつかえていたのは気です。

ほっとすると、呼吸は深くなります。

体に触れると不思議なもので、固さにも種類があるのですが、あーこの固さは、、、と感じながら触れているだけで、そこがスッと緩むことがあります。

まるで見つけられるのを待っていたかのように、存在を確認されてそれだけで満足したかのように、消えていく固さがあります。

そんなことも、背中に気を通すようになってから起るようになったというか、感じ取れるようになりました。

そして固くてペキペキしたようなスジでも、硬結に気を通した後には形や弾力が変わって、他の部位にまで元気が届くようになります。

触れても全く動じない固さにはお腹側から接触を図る必要がありますが、これはまた別の話で。

いとうの手が止まったところでは、こんなことが起きています。

真夏の怪談みたいになっていますか。大丈夫ですか。

目に見えもしなくてもあるものはある、ということで。

結局ほぼ硬結の話になったので、つづきます!

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